PRS Custom 24と22の違い|音・弾き心地を比較

PRS Custom 24とCustom 22の違いを比較。赤いCustom 24とナチュラルカラーのCustom 22を並べ、音や弾き心地の違いを紹介するアイキャッチ画像 PRS



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こんにちは、エレキギター完全ガイドの山田です。

私はこれまでPRSのSE Custom、Core Custom 24、Custom 22を所有してきました。どのギターも作りが丁寧で、見た目の美しさやチューニングの安定感が印象に残っています。現在もCustom 24は、バンドで演奏するときのメインギターです。

PRSのCustom 24とCustom 22は、写真で見るとかなりよく似ています。どちらもダブルカッタウェイの美しいボディを持ち、弾きやすさも魅力。それなのに、実際に持ち替えると、音の出方や左手の感覚に違いを感じることがあります。

その理由を「フレットが2本多いだけ」で済ませるのは、ちょっともったいないですね。重要なのはフレット数に加え、ネック側ピックアップの位置、ネック形状、製造年による仕様差です。私の所有経験も交えながら、あなたに合う一本を考えていきます。

この記事でわかること
  • Custom 24とCustom 22の基本仕様とフレット数の違い
  • ネック側ピックアップの位置による音の傾向
  • ハイポジションやコード演奏での弾き心地
  • 新品と中古で後悔しない確認ポイント

PRS Custom 24と22の主な違い

まずは共通する部分と、選ぶ決め手になる部分を並べてみます。ここでは主にUSA製CoreのCustom系を中心に解説します。Custom 22は年式による変更が多いため、特定の年式をすべての個体に当てはめないことが大切です。

基本スペックを比較

Custom 24は1985年のPRS創業時から続く代表モデル。一方、Custom 22は1993年に登場した22フレット版です。両モデルとも基本となるスケールは25インチで、メイプルトップとマホガニーバックを組み合わせたセットネック構造のモデルが中心になります。

比較項目 Custom 24 Custom 22
フレット数 24 22
基本スケール 25インチ 25インチ
ネック側PU 22よりブリッジ寄り 24よりネック寄り
高音域 24フレットまで使える 22フレットまで使える
音の傾向 ネック側にも輪郭を感じやすい ネック側に丸みを感じやすい
ブリッジ 代表仕様はトレモロ トレモロ/一部の旧型はストップテイル
ネック形状 年式・シリーズで異なる 年式・シリーズで異なる
入手方法 現行新品から中古まで 中古が主な選択肢

ここで押さえたいのは、Custom 22は単なるCustom 24の下位モデルではないという点。22フレットの位置関係から生まれるサウンドを好んで選ぶ人もいます。ギターの価格や数字に上下関係を付けるより、必要な演奏範囲と欲しい音で比べてください。

筆者所有の赤いPRS Custom 24の全体写真。ダブルカッタウェイと24フレットのネックを確認できる
筆者が所有するPRS Custom 24。高音域まで弾ける24フレット仕様です。

24フレットと22フレットの違い

Custom 24は最高音側まで24フレットあり、Custom 22は22フレットまで。標準チューニングなら、1弦の22フレットはD、24フレットはEです。つまりCustom 24では、開放1弦のEより2オクターブ上のE音をフレット上で出せます。

この2音分が必要になるのは、原曲どおりの高音フレーズや、24フレットまで使う速弾きなど。特にロックやメタルで、ギターソロの最後を高いEで伸ばしたい場合には便利です。ただ、普段のバッキングや一般的なブルースのフレーズなら、22フレットで不自由しない人も多いと思います。

「24フレットのほうが高音まで弾ける=すべての演奏で有利」ではありません。高音域を使う頻度は人によって違いますし、22フレットでもチョーキングを使って高い音を出せます。逆に、24フレットの音が譜面に必要なら、チョーキングで毎回代用するのは現実的ではない場合もあります。

なお、25インチというスケール自体は同じなので、フレットの間隔が24フレット版だけ急に狭くなるわけではありません。2フレット追加したことに伴うネックとボディの位置関係、弾くときの姿勢が、持ち替えたときの印象に関わってきます。

ポイント:曲で23~24フレットを使うならCustom 24が素直な選択。そこまで使わないなら、フレット数よりもネック側の音や握り心地を優先して構いません。

ネック側ピックアップの位置

この比較で私が特に伝えたいのは、フロント、つまりネック側のピックアップ位置です。Custom 22では24フレットのギターよりネック寄りに配置できるため、同じ弦を弾いても拾う振動の成分が変わります。

弦はブリッジとナットの間で振動していますが、場所によって揺れ方は同じではありません。ブリッジ付近では硬い輪郭を拾いやすく、ネック寄りではふくよかな成分を感じやすい傾向があります。だからピックアップの位置は、単なる見た目の差ではないんですね。

Custom 22のネック側は、コードを柔らかく鳴らしたいときや、丸みのあるリードを弾きたいときに魅力があります。Custom 24はフロントでも音の芯が残りやすく、歪ませても音程が見えやすいと感じる人がいるでしょう。ただし、これは同程度のピックアップや設定で比べたときの一般的な傾向です。

搭載ピックアップ、弦、弾く場所、アンプの設定が違えば印象は大きく変わります。「22なら必ず甘い」「24なら必ず硬い」と断定はできません。さらに、音の違いが分かりやすいのはネック側と、ネック側を混ぜる切り替え位置。リアの音までフレット数だけで決まるわけではありません。

筆者が所有していたナチュラルフィニッシュのPRS Custom 22を壁掛けした写真。22フレットの指板とボディの位置関係が分かる
筆者が所有していたPRS Custom 22。ネック側ピックアップの位置も比較の注目点です。

音の違いはどこに出る?

どちらもハムバッカー2基を基本とするPRSらしい、音の粒が見えやすいギターです。それでも、私が選ぶときに気にするのは、クリーンのフロント、軽く歪ませたコード、そしてバンドの中での抜け方。録音せずに店頭で数秒弾いただけでは分かりにくい部分もあります。

Custom 24は、フロントで弾いた単音にも輪郭を感じやすく、リアに切り替えると歯切れのよいロックサウンドを作れます。私がメインとして使い続けているのも、ひとつのライブでバッキングからギターソロまで対応しやすいからです。使い慣れた一本なので、曲間で音色を替えるときにも迷いが少なくなりました。

Custom 22は、フロント側の丸みや中音域の歌うような感触を楽しみたい人に合うと思います。ブルースや歌を支えるコード、伸びのあるリードを弾くと気持ちよさが見つかりやすいでしょう。もちろんリアに切り替えればロックにも対応します。「Custom 22=おとなしい音専用」と考える必要はありません。

違いを確認するときは、まず同じアンプの設定で両方のフロントを弾き、次にセンター、リアの順で比べてください。アンプのイコライザーをその都度動かすと、ギター自体の違いが見えにくくなります。さらに音量を合わせ、クリーンと軽い歪みの両方を試すと判断しやすくなります。

補足:同じCustom 22でも、古いHFS/Vintage Bass、57/08、85/15など、年式や仕様によって搭載ピックアップが違います。Custom 24もモデルチェンジしています。比較動画の音だけで判断する場合は、使われている年式まで確かめたいですね。

ネック形状と弾き心地

24フレット版は高音域まで指を運べますが、それだけで「こちらのほうが弾きやすい」とは言い切れません。低音側でコードを押さえるときの握り心地、ネックの厚み、指板の丸み、フレットの状態など、毎日触る場所の相性も大きいものです。

PRSのCustom系では、Wide Thin、Wide Fat、Pattern、Pattern Thinなど、時代によってネックの呼び名や形状が変わっています。現在のCore Custom 24はPattern Thinが基本ですが、過去のCustom 24すべてが同じネックではありません。一方、Custom 22にはPatternの個体もあれば、昔のWide Thin/Wide Fatを採用した個体もあります。

私の場合、薄めのネックは速いフレーズで指を動かしやすく感じますが、少し厚みがあるネックにはコードを長く押さえたときの安心感があります。これはあくまで個人の好み。手が小さければ必ず薄いほうが合う、という単純な話でもありません。

ハイポジションでのアクセスは、ボディのカッタウェイとネックの接合部分も関係します。24フレットがあっても弾く姿勢が合わなければ、その魅力を使い切れません。試奏では開放コードばかりで終わらず、12~17フレット付近のフレーズを弾き、最高音側にも自然に手が届くか確かめてください。

トレモロと固定ブリッジ

Custom 24を選ぶ理由として、トレモロアームを挙げる人は多いと思います。PRSのトレモロは、正しく調整された状態ならチューニングの安定性にも配慮された構造です。私が所有してきたPRSも、弦交換や普段の演奏で扱いやすい印象がありました。

ただし、Custom 22にもトレモロ搭載モデルがあります。2020年のCore Custom 22にはGen IIIトレモロが使われていましたし、昔のCustom 22にはストップテイルブリッジを搭載したものも存在します。つまり「Custom 24はアーム付き、Custom 22はアームなし」という覚え方は正確ではありません。

アームを使って音程を揺らすなら、候補のCustom 22がトレモロ仕様かどうかを見ればよい話です。一方、ストップテイル仕様には、構造がシンプルで弦交換やチューニング変更の手順を把握しやすい魅力があります。ただ、ブリッジが固定だから音が絶対に良い、と決めつけるのも違います。

中古ではアームの有無だけでなく、ブリッジの傾き、スプリング、ナット、ペグの動作にも注目してください。少しアームを使ってから開放弦を鳴らし、音程が戻るか試すと安心です。大きく狂う個体はセッティングで改善することもありますが、購入前に原因を確認しましょう。

筆者所有の赤いPRS Custom 24のハムバッカー2基とトレモロブリッジを近くから撮影した写真
Custom 24のピックアップとトレモロブリッジ。実機の部品を見ながら仕様を確かめられます。

ピックアップと切替方式

PRSの中古を調べていると、同じ「Custom」という名前なのにスイッチの形が違う個体が見つかります。かつての5ウェイロータリースイッチと、後の5ウェイブレードスイッチは代表的な違いです。トーンノブを引き上げてコイルタップする構成や、3ウェイ式を備えた仕様もあります。

スイッチ方式が違うと、実際に選べる音の組み合わせも変わることがあります。したがって、年式の違うCustom 22とCustom 24を比べて「22と24はセンターの音がこう違う」と結論付けるのは早計でしょう。まずは各ポジションでどのピックアップが鳴るか確認するのがおすすめです。

コイルタップは、ハムバッカーの一部のコイルを使って、シングルコイルに近い軽さを出す仕組みです。ただし、本物のシングルコイル搭載ギターと完全に同じ音になるわけではありません。音量差やノイズの出方も個体や配線で異なります。

現行Core Custom 24にはDMOピックアップと5ウェイブレードスイッチが採用されています。一方、PRS公式に残る2020年型Custom 22の仕様は85/15ピックアップと5ウェイブレードです。公式資料でも年式の違いが読み取れるので、型番だけでなく商品説明を見ておきましょう。

(出典:PRS Guitars公式「Custom 24」製品仕様/PRS Guitars公式「Custom 22」2020年仕様)

所有して感じた2本の魅力

スペック表から一度離れて、実際に使ってきた印象も書いておきます。私はSE Custom、Core Custom 24、Custom 22をそれぞれ所有してきました。価格帯も仕様も違いますが、共通して良かったのは作りの丁寧さと外観の美しさ。そして演奏中に余計な心配をしにくいチューニングの安定感です。

Custom 22には、22フレットらしい落ち着いた雰囲気と、ネック側の音を楽しむ魅力がありました。一方、いまも手元に残しているCustom 24は、ロックのコピーバンドで使う曲の幅に合っています。高音フレーズに備えられ、歪ませたバッキングからソロまで一本で対応しやすいからです。

ただ、所有経験があるからこそ分かるのは、どちらかが圧倒的に優秀という話ではないこと。ライブで一番大切なのは、実際に弾く曲に必要な音が出せるか、持ち替えずに演奏を続けられるか、そして自分の手にしっくりくるかだと思っています。

次の写真は、以前使用していたCustom 22をリハーサルスタジオに持ち込んだときのものです。カタログでは似て見える2本ですが、こうして自分の演奏環境で使うと、それぞれの良さが見えてきます。

筆者がリハーサルスタジオで使用していたナチュラルカラーのPRS Custom 22とドラムセット
リハーサルスタジオに持ち込んだ筆者所有のPRS Custom 22。
リハーサルスタジオで使用する筆者の赤いPRS Custom 24とギター用エフェクター
現在もメインとして活躍するCustom 24。リハーサルでの使用例です。

◆山田のワンポイントアドバイス

ギターを選ぶとき、私は一曲だけで判断しないようにしています。普段よく弾くバッキング、短いソロ、クリーンのアルペジオを続けて演奏すると、その一本が日常の相棒になるか想像しやすいですよ。

後悔しないPRSの選び方

ここからは実際の購入を想定して、演奏するジャンルや予算、試奏時に確認したいことを考えます。高価なギターほど「名前で選ぶ」より「必要な仕様を確かめる」ほうが、買ってからの満足につながります。

演奏する曲で選ぶ

ハードロック、メタル、プログレッシブロックなどで、23~24フレットまで使うソロが頻繁にあるならCustom 24が候補です。アームを使う演奏にも対応しやすい仕様が定番で、曲によって大きく音色を変える人にも扱いやすいでしょう。私がライブでCustom 24を選ぶ理由も、こうした実用面が大きいです。

一方、ブルース、ポップス、オールドロックなどで、ネック側の丸みを生かした単音やコードを好むならCustom 22が面白くなります。特にフロントの音を多用するなら、フレット数ではなく実際の響きを基準にすると納得しやすいと思います。

ただしジャンルは目安でしかありません。Custom 22でハードロックを弾いてもいいし、Custom 24でブルースを弾いてもまったく問題ありません。歪み具合、右手のタッチ、エフェクター、アンプとの組み合わせでも音は変わります。PRS Custom 24の新品と中古を比較するときも、まず普段弾く曲を思い出して選んでください。

PRS S2 Custom 24を探す PRS S2 Custom 24を探す

自分が欲しいPRS全体を比較したい場合は、PRSのおすすめモデルと価格帯をまとめた記事も参考になります。22フレットのヴィンテージ寄りの音が欲しいなら、Custom 22だけでなくMcCarty系も候補になるためです。

新品と中古で選ぶ

現在はCustom 24にCore、S2、SEなど複数のシリーズがあり、価格に応じた選択肢があります。初めてPRSを購入する人は、まず予算内で買えるCustom 24から試すのも自然です。ただし、SEとCoreは製造国やネック構造、パーツ、仕上げが違うため、単純に音だけを比較して結論を出すのは難しい面があります。

一方、Custom 22を探すときは中古が中心になります。過去に生産されたCore、S2、SEなどの22フレット仕様が流通しており、同じ「22」でも価格帯は大きく変わります。中には美しい杢目を持つ上位仕様や限定モデルもありますが、装飾の豪華さと弾きやすさは別問題です。

予算を決めるときは、ギター本体だけでなく、弦交換、フレットやナットの調整、電装系の修理、ケースの状態も考えておきたいですね。中古の価格が魅力的でも、購入直後に大きな調整費用が発生すれば、結果的に高くなることがあります。

中古Custom 22の状態や販売条件を確認するときは、年式、写真、修理歴、返品・保証条件をセットで見ましょう。相場は年式や状態、為替、在庫によって変化するため、正確な価格は販売店で確認してください。

PRS Custom22の中古を探す

年式とシリーズを見極める

PRSの中古で特に注意したいのが、モデル名だけで仕様を判断しないことです。Custom 22は1993年に登場し、過去にはトレモロとストップテイルの選択肢がありました。ネック形状やピックアップ、スイッチも途中で変わっています。メーカーの過去モデル資料と現物の仕様を照らし合わせてください。

たとえば、ロータリースイッチが付いている個体とブレードスイッチの個体では、演奏中の操作感がかなり違います。昔のCustom 22を買うなら、フロントの音が気に入るかに加えて、自分がライブ中に迷わず切り替えられるかも確かめたいところです。

また、「Core Custom 22」と「SE Custom 22」は、22フレットという共通点があっても同じ楽器ではありません。「SE Custom 24」と比べるときも同様です。シリーズが違うことでピックアップやブリッジ、ネックの構造が変わるので、音の差のすべてをフレット数に結び付けないようにしましょう。

PRS全体のシリーズやブランドの設計思想を知りたいなら、PRSギターの特徴と音の傾向を解説した記事も読んでみてください。SE、S2、Coreの違いがつかめると、中古の比較もしやすくなります。

試奏で確認したいこと

私なら楽器店で両モデルを試すとき、最初にアンプをクリーンにして、フロントで同じメロディーを弾きます。次に軽く歪ませてパワーコードと単音を交互に演奏。どちらのほうが音作りに手間がかからないか、自然に音が前に出るかを聞き比べます。

その次にネックの握り心地です。5~7フレット付近のコードと、12フレットより上のソロを交互に弾くと、持ち替えたときの違いに気付きやすくなります。24フレットが必要な人は、23・24フレットを実際に押さえ、ビブラートやチョーキングが窮屈でないかも確認しましょう。

中古品では各フレットの音詰まり、ビビり、弦高、ネックの反り、ボリュームやトーンのガリ、スイッチの接触不良を確かめたいですね。軽くアームを使う場合はチューニングが戻るか、ロックペグに不具合がないかも確認してください。状態が分からないときは楽器店のリペア担当者に相談するのがおすすめです。

また、重量やボディバランスも意外と大切。座って弾いたときは快適でも、ストラップを掛けて立つと手首や肩への負担が違って感じられることがあります。私のようにバンドで長時間立って弾くなら、可能な限り立奏でも確かめたいところです。

購入前の注意:中古の個体は修理歴や改造歴があることもあります。高額な購入になる場合は、メーカー公式資料と販売店の説明を確認し、状態判断や修理の見積もりは専門のリペア担当者に相談してください。

価格だけで決めない工夫

ギターを買うとき、つい「高いCoreなら正解」「安いSEでは物足りない」と考えてしまうことがあります。でも私は、これまでSE Customも所有してきた経験から、価格帯だけで一本の価値を決める必要はないと思っています。演奏する曲や扱い方に合うことが何より大切です。

たとえば、ライブや練習へ気軽に持ち出す一本なら、SE Custom 24の価格と機能は魅力的です。逆に、長年憧れていた木目やネックの握りを求めるなら、状態の良い中古Core Custom 22を選ぶ満足もあります。PRS SE Custom 24の販売価格を比較する際も、付属ケースや保証内容まで一緒に確認してみてください。

石橋楽器でPRS SE Custom24を探す

中古の上位モデルが新品の普及モデルより必ず優れているわけではありません。年数が経ったギターには味わいがある一方、フレットの摩耗や部品交換の可能性もあります。購入後の使い方まで想像して、無理のない予算に収めることが長く楽しむ近道です。

よくある質問(FAQ)

Q1. PRSのCustom 22とCustom 24は音が違いますか?

A. ネック側ピックアップの位置が異なるため、音の傾向に違いが出ることがあります。Custom 22はフロントで丸みを感じやすく、Custom 24は輪郭を感じやすいのが一般的な目安です。ただし、搭載ピックアップやアンプ、弾き方でも変わるので、可能なら同じ条件で聞き比べてください。

Q2. Custom 22でもトレモロアームを使えますか?

A. はい。Custom 22にはトレモロ搭載モデルがあります。ただし過去にはストップテイル仕様も存在したため、購入する個体のブリッジを必ず確認してください。中古品ではアームが付属しているかも大切な確認点です。

Q3. 24フレットがないとロックは弾けませんか?

A. そんなことはありません。22フレットでも多くのロック曲を演奏できます。原曲のソロに23・24フレットの音が必要ならCustom 24が便利ですが、普段そこまで使わないならCustom 22も十分に候補になります。

Q4. Custom 22は現在も新品で買えますか?

A. 2026年10月時点では、Custom 24のような現行の定番CoreモデルとしてCustom 22を確認できないため、中古が主な探し方になります。ただし販売店の長期在庫や限定品が残っている可能性はあるので、最新の販売状況は各販売店やPRS公式サイトで確かめてください。

Q5. SE Custom 24とCore Custom 22はどちらが良いですか?

A. 演奏に必要な24フレット、予算、保証を優先するならSE Custom 24は現実的な選択です。Core Custom 22のネック側サウンドや材・仕上げ、好みの中古個体に価値を感じるなら、そちらを選ぶ理由もあります。シリーズによる違いが大きいので、フレット数だけで良し悪しを決めないでください。

まとめ

PRS Custom 24とCustom 22の違いは、単純なフレット数だけではありません。ネック側ピックアップの位置、出せる最高音、持ち替えたときの感触、年式による部品の違いまで見ておくと、選ぶ基準がはっきりします。

  • Custom 24:24フレットまで使うソロ、幅広いロック曲、現行モデルから選びたい人向け
  • Custom 22:ネック側の丸みのある音、22フレットの感覚、中古ならではの仕様を楽しみたい人向け
  • 共通:25インチスケールを基本とし、どちらもロックから幅広いジャンルに使える
  • 購入時:年式、ピックアップ、ネック形状、ブリッジ、状態を個体ごとに確認する

私自身は両方を使ってきて、現在はCustom 24をメインにしています。ただ、それは私のバンド活動に合っているからで、Custom 22に魅力がないという意味ではありません。あなたがよく弾く曲で気持ちよく音を出せるなら、その一本が正解。数字の「24」と「22」に縛られず、手と耳で選んでみてください。

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